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PP12 Sela Stool
セラスツールは現在のところ生産の目処が立たないため、受注受付を休止しております。再生産の予定は未定です。(2022.03.01)
PPモブラーは、ブラジル人のデザイナーであり木工アーティストの Richardo Graham Ferreira(リカルド グラハム フェレイラ)による3本脚のスツール「Sela(セラスツール)」を2018年4月にミラノサローネにて発表しました。
2015年にブラジルの代替木材の新たな用途を示したことで受賞以来、「Sela(セラスツール)」はリオデジャネイロ近郊デザイナーの工房にて、手仕事で、熱帯広葉樹より制作されていました。
そののち、Hans J. Wegner の代表的なコレクションを手掛けるPPモブラーとの出逢い、パートナーシップにより、「Selaセラスツール」は北ヨーロッパ森林の木より制作され、ユーザーとの出逢いが実現しました。
この海を越えたコラボレーションは、持続可能に管理された森をサポートしたい、という互いの想いによるのもです。彫刻的なこのスツールの座面には木の節が現れることもあり、木の持つ「不完全さ」ゆえの個性が魅力的です。
「一本一本の木の個性と美しさを強調できることが何よりの大きな喜び。自然の豊かさや不完全さをそのまま表現した美をお楽しみいただきたい。」と、PPモブラーの3代目の職人マスター、Kasper Pedersen(キャスパー・ペダーセン)は語ります。
このコラボレーションはまた、PPモブラーが木材やクラフトマンシップ、持続可能性に関する議論の道筋に新たな光を差し、世間一般的な木材調達についての誤解に一石を投じることになるでしょう。
Kasper Holst Pedersn
森林の木を伐採し材料とすることは、森林破壊につながるから木材を使わないほうがいいとよく言われます。けれどもそれは間違いなのです。森林面積の減少の原因は、森が農耕地として切り開かれたことで起きるのです。森よりも農耕地のほうが利益を生みます。
我々は持続可能に管理された森林を見つけ、そこから木材を買うことで森林ビジネスをサポートをしています。それが森林の魅力を保ち植林を促し、そして森林面積を維持、あるいは拡大させる、最も迅速で効果的な手段なのです。
森林を維持することは、我々の社会にも環境にも大きな利益をもたらします。そして木材だけが、自然とのバランスを取りながら育成し、人間が活用することのできる主要な建材なのです。
セラスツールは本国へは一定数量のみでのオーダーとなるため、日本に入荷した分からの販売となります。
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NAME |
PP12 Sela Stool. PP12 セラ スツール |


DESIGNER |
Richardo Graham Ferreira |


MAIN MATERIAL |
ビーチ材 / オーク材 / アッシュ材 / チェリー材 ウォールナット材 |

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