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PP586 Fruit Bowl
ウェグナーは、家具職人組合の秋季展でこの「フルーツボウル」を発表しました。その際、あるジャーナリストから、この作品に見られる異例とも言える贅沢な作りについて尋ねられると、彼はこう答えました。「時には、すべてを解き放って自由に作りたくなることもあるんですよ」
そうした経緯がありながらも、このフルーツボウルはその美しさの中に自然な調和を湛えています。ウェグナーの作品に常に見られるように、その形状、角度、プロポーションのすべてが、これ以外にはあり得ないと思わせるほどの完成度を誇っています。
このフルーツボウルは、極めて珍しいデザイン・プロセスを経て生まれました。ウェグナーは、木工旋盤(ろくろ細工)の技術を用いて単独のオブジェを制作しようと試み、大きな木製の円盤を作り上げました。
椅子などを制作する際に通常求められる実用上の制約にとらわれることなく制作されたこの作品は、真にユニークなデザインとなりました。無垢材を削り出すことで生まれる豊かな表現力がどのような可能性を秘めているかを、極めて優雅な形で示しています。
このフルーツボウルはウェグナーの作品群の中でも異彩を放つ存在であり、先行するモデルや別バージョンは存在しません。1950年代のデンマークモダンの黄金期を象徴する、唯一無二の芸術作品と言えるでしょう。
「PP586」は、伝統的なフルーツボウルとしてはもちろん、より現代的なマガジンラックとしてもお使いいただけます。使い方は想像力次第です。
脚部は簡単に取り外すことができ、用途に合わせて使い分けることが可能です。アッシュ材またはチェリー材からお選びいただけます。
フルーツボウルはヨハネス・ハンセン社で販売され、PPモブラーは 1991年に生産を引き継ぎました。
こちらの商品はデンマークでの受注生産となります。
PPモブラーの商品は、ご注文後、約 6〜7ヶ月、それ以上お待ちちいただく場合がございます。
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